もとぶろぐ

24歳の会社員が書くゆるめのブログです

この国は捨てたもんじゃないと感じた女子高校生の話


こんにちは。もとです。

 

今日はとてもジーンとくる体験があったので話したいと思います。

 

 

僕はいつも通り電車で仕事から帰っていました。

 

僕が乗っている車両の椅子はすべて埋まっており

 

ちらほら立っている人がいる状況でした。

 

 

ある駅で電車が停車すると

 

女子バスケ部の格好をした女子高生

 

松葉づえをつきながら乗ってきました。

 

 

ぼくはその女の子が乗ってきた入り口から少し離れていたため、

 

だれか席を譲ってくれるかなと思い様子を見ていました。

 

 

しかし、近くに座っている大人たちは気づているはずなのに

 

誰も譲ることはありませんでした。

 

僕はこの状況に違和感を覚えさみしい気持ちになりました。

 

「この国は終わっている。。。」

 

そんな感情が芽生えてきました。

 

 

僕は、少し離れていましたがその女子高生に席を譲るために

 

声をかけることにしました。

 

「よかったら、すわってください」と言いました。

 

すると、女子高生は

 

「大丈夫ですよ!」と笑顔で返し、

 

そのまま松葉づえで立っていました。

 

僕は、何かもやもやした感情のまま座っていました。

 

 

すると、ある駅に到着直前に女子高生がひょこひょこ僕の方に歩いてきます。

 

僕は、出口とい反対方向に歩いてきたので「どうしたんだろう」と思っていると

 

「さっきは席を譲ってくれてありがとうございました!!!」

 

と飛び切りの笑顔で言い、頭を下げて電車を降りていきました。

 

僕は「いやいや全然!!」とだけしか言えませんでした。

 

女子高生が下りていったあと、ふと涙がこぼれてきました。

 

「まだまだこの国は捨てたもんじゃないな。

 

僕もあんな人間性の人になれるように頑張ろう」と思えました。

 

彼女の飛び切りの笑顔と礼をした時の髪のなびき方はすごく印象に残っています。

 

こんな人が報われる。評価される世の中であってほしいなと思いました。

 

そんな気持ちにしてくれた彼女に感謝の気持ちでいっぱいです。

 

 

 

僕は翌日、彼女のウインドブレイカーに書いてあった高校に電話をし

 

今回の出来事について感謝の気持ちを伝えました。

 

彼女には

 

・大事のことを思い出させてくれてありがとう

 

・これからもその素晴らしい人間性で周りの人を

 幸せにしてほしい

 

ということを伝えてもらいました。

 

明日から人間として大事なことを忘れずに

 

また頑張ろうと思います。

 

では。